ご無沙汰しております。
おかげさまで、卒酒505日となりました。
さて、
お酒を飲まなくなって、
気がついたことがあります。
体が
本当に病んでいたのだということ。
『ソレ』に
気がつかなかったということ。
でも、
『多分このままじゃ、
マズイんだろうな』とは
気づいていたけれど、
それは、
『なかったことにしていた』ということ。
風邪を引いても
薬を飲まずに、酒を飲んだ。
飲んだら、
なんだか鼻の通りも良くなるし、
ぽかぽかする。
アルコール消毒にもなるしね~
なんて言っていた。
楽になるし、
なんだか元気になるし、
なんて思っていた。
『思い込んでいた。』
でも、
ちっとも、そうじゃなかった。
飲んだ酒は、
胃を真っ赤に焼いて出血させ、
さらに、
腸や肝臓を酷使したことだろう。
人間の体に重要なミネラルや
ビタミン
体内酵素を浪費した。
きっと
わたしの体の細胞達は、
干からびた砂漠のようだっただろう。
血管は急激に収縮し
アルコールを『脳』へ運び続けた。
そして脳は確実に傷ついて、
『萎縮』したことだろう
アルコール性の『脳萎縮』ってやつだ。
わたしの大切な子宮には、
たくさんの筋腫ができた。
開腹手術でとっても、
また再発した。
甲状腺も機能しなくなって、
これから一生、
甲状腺ホルモンの薬を飲むことになった。
そんなことが体の中で、
毎日毎日、起こっていた。
なのに
わたしは毎日
酒を飲んでいた。
そして、
二日酔いで
朝起きれずに
仮病を言って
遅く出勤することも頻繁にあった。
それからまもなくして、
ある日の朝、
私はまったく起きれなくなったのだった。
わたしの体よ、ごめんなさい。
わたしはなんて、
無知でおろかで、
ヒドイことをしてきたのだろうか。
大切な、
大切な、
自分自身の体なのに。