『酒をやめたいヒト』が読む断酒ブログ。 卒酒~わたしお酒やめました~

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【機能不全家族】親が酒を飲むことで、子供は苦しむ

 

 

先日、
『夫が酒を飲むことで、妻に及ぼす影響』
という記事を書いていて
思い出したことがあります。

それは、
わたしがまだ
『子供だったころ』のこと。

わたしは、二人姉妹の長女で、
両親との4人家族で育ちました。

父は、
ほどほどの会社の『サラリーマン』で、
母は主婦をしていました。

ふたりとも『団塊世代』で、

母の口癖は、
『私たちはほんとうに苦労してきた』でした。

子供のころは、
それが何を意味しているのか、
サッパリ分かりませんでした。

だけど
わたしが小学校低学年のころ、

両親が住宅ローンを組んで、
一軒家を建てたときから、

『おだやか』で、
優しかった父の様子が
変わり始めました。

だんだんと、
毎日の酒量が
多くなり始め、

家族の中の空気が、
『おだやかな』ものから、
『恐怖』へと変わり始めました。

父は、
会社から帰宅すると、
毎晩酒を飲み、
一定の量を超えると、

顔色がゴロっと変わって
目が座り、
別人のようになりました。

職場での出来事を話しはじめ
わたしたち子どもの目の前で、
ものすごく腹をたてたり、

母に因縁をつけて、
大きな声で怒鳴り始めることが、
日に日に多くなりました。

2階建ての家だったのですが、
父がそのようになると
恐ろしくて恐ろしくて、

わたしの妹は、
2階の部屋へ逃げ込み、
いつも、わんわん泣いていました。

わたしは、
恐ろしいけれど、
『妹を守らなくてはいけない』という、
『長女ゆえの使命感』と、

父が母へ
暴力を振るい始めたときに、

わたしが
『母を助けなければいけない』という、
もう一つの使命感で
いっぱいでした。

2階へ続く階段へ、
隠れるように座り込んで、
心臓をどきどきさせながら、

いつも、
父と母のやりとりを
涙をボロボロ流しながら
聞いていました。

母が、
『キャー、お父さんやめてー!』と、
叫ぶと同時に、

わたしは全力で階段を降りて、
両親のいる部屋に入り、
父親へ
チカラいっぱい叫ぶのです。

『お父さんやめて!! やめてよー!!』

『どうして、そんなことするのよー!』 って。

父は、
母の腕をつかみ、
殴ろうとしていました。

『鬼のようだ』という
たとえを
聞いたことがありますが、

『オニ』なんて程度のものではありません。

『狂人』です。

『お父さんの姿』をしているのに、
『いつもの顔』ではないのです。

目はつりあがっていて、
キレて
怒りまくっている。

強い力で
母の腕をつかんで、
振り回しているのです。

お父さん、
普通じゃない!
『狂ってる!!』

そんなことが、
わたしが10歳になるか、
ならないかくらいから始まりました。

ただただ、
恐ろしかった。

殺されると思った。

お父さんが、
こういうふうになったら、
わたしたちは『殺される』

そう思った。

妹は、わたしよりも2歳下ですから、
ほんとうに、ほんとうに、
かわいそうだったんです。

 

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それから、
いろんなことがありました。

ここだけでは、
書ききれなくらい
沢山のことがありました。

今回、
ひとつだけお伝えしたいのは、

父親が酒を飲んで、
母親に暴言をはいたり、
暴力をふるったりするのは、

『子供の心を、
とても深く、強く傷つける』ということです。

子供に、
『自分の部屋へ行っていなさい』などと言っていても、

そんなの、
効果はありませんよ。

子供は物陰に隠れて
しっかり聞いてますから。

恐ろしくて、
涙がたくさんあふれていても、

耳には
その暴力、暴言は
聞こえてますから。

母の叫び声は
聞こえていますから。

そうして、
深く深く傷ついた『子供の心』は、
『癒える』までに
とても時間がかかります。

今はもう大人になった妹と、
時々あの頃の話をすることがあります。

『お姉ちゃん、あれは虐待だったよ。』

『あれはね、精神的虐待だったんだよ』と。

『あんなこと、親がやっちゃダメなんだよ』と。

『娘』を産んで10年たった妹が、
わたしよりも先に
ソレに気がついていました。

『アルコール依存症の人は、
自分の家族を巻き込んで、
苦しめてしまいます』

と、アルコール依存症関連の本には、
だいたい書いていますが

これは本当のことです。

自分の家族だけは違うと
お思いになりたいでしょうが、

いいえ
とんでもありませんよ。

飲んで酔っ払っている間に、
あなたの家族は
泣いています。

『酒を飲んで、酔っているあなた』は、
子供から
全部見られています。

そして
それを覚えています。

覚えていないのは
酔っぱらっているあなただけです。

飲む前のあなたと、
飲んで別人になるあなたを見て

子供は
心に傷を負います。

どうして、
お父さんがこういうふうになるのだろう?

どうして
お母さんがこういうふうになるのだろう?

わたしのせいなんだろうか?
ぼくのせいなんだろうか?

そして子供たちは
『いい子』になろうとします。

あなたが酒を飲んで、
あの『恐ろしい別人』にならないように、

機嫌を損ねないように、
顔色をうかがいながら、

無意識のうちに、
一所懸命
『いい子』を演じようとするのです。

酒を飲むあなたは、
親として
『子供を傷つけています』

それでいいのですか?

わたしの父のようになりたいですか?

父は
『覚えてない』といいます。

わたしたち姉妹は
失望しました。

言葉になりませんでした。

あなたは覚えているハズだ。

わたしたちは
見ていたんだと。

わたしたちは
こんな『大ウソつき』の
男の子供だったのか。

それとも、
『認知症』にでもなりましたかと。

都合の悪いことは
『忘れたことにするんだな』と思いました。

自己保身ばかり考える、
なんて
ズルイ人なんだと思いました。

もともと
そんなひとだから、

酒を飲んで暴れるようになったのかと
思ったくらいです。

わたしは
親を尊敬していました。

尊敬したかったんです。

わたしの親だから。

だから父が、
『そんな男だった』と知った時に、

とても
とても悲しかったのです。

子供時代から大人になるまで、
いろんな苦労がありました。

『酒飲みの親』が築いている家族は
子供にとって
『地獄』なんですよ。

それを
『機能不全家族』といいます。

『酒をやめられない親』が築いた
家族のことをいいます。

『家族』として、
『機能していない』ってことです。

そして、
『機能不全家族』で育った子供は
大きな悲しみを背負い

苦しい人生を送ることになります。

なぜそうなるのかって?

親が酒を飲んで酔っ払い、
『親の機能』を果たせていないからです。

安心できない子供は、
必死になって、

『機能していない親』のお世話を
しようとするからです。

暴れる父親
泣き崩れる母親、

日々の不平不満や
愚痴を子供に聞かせる親。

親が毎日を
明るく朗らかに生きていないから、

子供は
親の笑顔が見たくて

必死に親のお世話をするのです。

親であるあなたの顔色をうかがい、
『笑わせよう』としていませんか?

子供が
子供として
安心して生きられないのは、

とても悲しいことです。

無邪気に笑って、
安心して暮らせないのは、

とても悲しいことです。

子供が健全に育つためには、
『安全な居場所』が必要です。

酒を飲む親がいる家は
子供にとって
『安全な居場所』ではありません。

いつも
ギリギリのところで
子供は生きています。

安心できない場所、
安心できない家で育つ子供は、

つねに不安にさいなまれながら、
傷つきながら
育っていきます。

それで
ほんとうにいいのですか?

あなたの大切な子供を、

あなたが酒を飲み
酔っぱらうことで、

知らず知らずのうちに
傷つけているのです。

それでほんとうに
いいのですか?

~みなさまに、
酒と無縁な、
健康で快適なすばらしい時間が
おとずれますように~

 - 酒を飲むことで、家族に及ぼす影響

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