酒と親と子供 (1)

こんにちは。
今日もこのブログへお越しいただき
ありがとうございます(^^)

本日は酒を卒業してから
2025日目。

今回は
『わたしが酒を飲み始めたきっかけ』と
『酒と親と子供』
について
考えてみようと思う。

じつは、
わたしの両親は
『団塊世代』の生まれで、
父は会社員、
母は時々パートへ出る
専業主婦だった。

あの時代に、
『どこでもいるような』
『ふつう』の家族だった。

そして両親は
子供だったわたしに
よく言っていた。

『大人が酒を飲むのは当たりまえ』
なのだと。

これは
『大人のジュースだ』と。

父は仕事から帰宅すると、
ほぼ毎日、
晩酌をしていた。

そして
父と母は、
子供のわたしに、
『酒をつぐこと』を教えた。

かんぱーい
かんぱーい!

アハハハハ!

ビールが無くなった、
冷蔵庫から持ってこい!

氷がない!
お湯割りはどうした!

熱燗持ってこい!

タバコを
買ってこい!

 

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子供が
親の言うことを聞くのは
『当たりまえ』だと思っていた。

でも
中学生くらいになって、
さすがに、
『タバコを買いに行かされる』のは、
『嫌だな』と思うようになった。

母は、
『お行儀よくしろ』
『お父さんの言うことを聞きなさい』と、
しつこくわたしに言うが、

タバコを買いに行かされる
『子供』って、
なんかヘンなんじゃないか?

たばこ屋のおばちゃんへ、
『お父さんから言われたから
買いに来たー』とわたしは言った。

どうして、わたしは、
『こんな言い訳』をしているんだろうか
『ヘンなの』

そんなことを思いながら、
育って行った。

『昭和の終わりごろ』の
話である。

父は、
『子供と酒を飲み交わす』ことが
『夢』なのだと
第一子であるわたしに言った。

しかし、そんな父は、
酒が『ある一定の量』を超えると、
『狂暴』になる男だった。

『父の心の中』へは
あちらこちらに
『地雷』があって、

そこに触れるような
『言葉』や『事象』があると、
『激怒』して『暴力』をふるう
そんなオヤジだった。

今になって気づく

子供にとって、
『ああいう家』というのは
逃げ場のない、
『生き地獄』だということを。

~この続きは次回へ~