ふと気がつくと、
酒をやめてから
今日で
『2222日』が経たっていました。
『2』が4つ並びましたよ。
おっ
今日はなんだか
ツイてる日だな。
今日で酒をやめて、
まる6年と
1か月になります。
酒を飲み続ける毎日だった、あのころ
思えばわたしは
『あのころ』
本当にどうしようもない
『どん底』に
いたのであります。
なんだか、
『手』が小刻みに
震えてるんじゃないか?
そんなことに
ふと気づいただけで、
わたしは
『自分の手』が
怖くなった。
恐ろしくて
『手』を見ることが
できなくなったのです。
言葉にあらわせない不安。
ただ
ただ
不安だった。
毎日が
モヤモヤしていて、
『灰色』のような景色だった。
そしてまたわたしは
酒を飲んでしまうのだった。
飲むと
『手の震え』も
忘れることができたから。
『現実』から、目を背ける日々
目の前の
『現実』から
逃げているつもりはなかった。
そんな『自覚』は
まったくなかった。
ただ
ただ
わたしは
いろんなことに
疲れていて
なんだかもう
とても
疲れていて、
いろんなことから
早く解放されたかった。
どうして
そんなに
『疲れてばかり』
いたんだろうね
『アタマの中』に『空きスペース』がなかった
日常生活のなかで、
なにかが起こると、
そればかりに注目し、
頭の中で悩み続けた。
あーだ
こーだと
なんだかいつも
モヤモヤ
思い続けている自分がいた。
職場で
あのヒトが
あーいった。
コノヒトが
ああだった。
なんで
ああなんだろう。
どうして
こういうことばかりなんだろう。
わたしは
スゴク大変だ
もうイヤだ。
こんなのは
もうイヤだ。
そうやって
頭の中をぐるぐる。
きっと
あのころのワタシの
頭の中は
いろんなことに対する
『不満』が
95%を占めていて、
残りの5%を使って、
日常生活を
送っていたと思う。
たった5%だよ。
空きスペース、
空き容量のない
スマホや
パソコンは
どんな動きをするかい?
フリーズしたり
電源が落ちたり、
ヘンな
誤作動を起こすよね。
なるほど
わたしも
きっと
そうだったんだ。
そして酒をヤメた
『もうダメだ』
『もう終わりだ』
そういうのを
底つき体験という。
そして
わたしにも
ある日突然
それは訪れた。
醜いわたし。
酒臭くて、
時間の守れない、
二日酔いで
デタラメな
自己管理のできない
醜いわたし。
こんな自分で
あり続けることが
とても苦痛だった。
もう
ホントに
こういう自分を
心の底から
軽べつしていた。
そして
思ったのだ。
このままじゃ
わたし、
『もうダメ』だと。
このままで
一生を終わらせるのか?
それでいいのか?と。
わたしは
泣いた。
よりによって
また飲んでいたから、
泣き上戸も合わさって、
止まらなくなった。
びーびー
泣いた。
そしてそれが
『最後の酒』になった。
わたしはついに
酒をヤメた。
『失敗』『挫折』は、あなたの人生の財産だ
長い人生において、
『何も失敗せず』に
生きているヒトが
いるのであれば、
ぜひ
お目にかかりたいものだ。
だけど
きっとそれは、
『本人が気づいていない』ダケで
実は充分に
『失敗だらけ』なヒトだと
わたしは思うのだけれど。
『失敗』や『挫折』とは
素晴らしい人生経験だと
わたしは思っている。
あのようにツライ経験は
もう2度と
あってたまるかと
そう思う。
そして
こう思うでしょう?
ああいうことを
しちまったから、
こんな結果に
なっちゃったのだと。
だからもう
あんなことは
ゴメンだねと。
そうです。
そこが素晴らしいのです。
それが
『失敗』『挫折』から学ぶ
『気づき』というものです。
『気づき』は
あなたの人生の財産です。
あなたを
幸せに導く
人生の財産です。
あなたの人生は
これからです。
失敗したぶん、
挫折したぶん、
これからは
もっともっと
幸せになることができます。
酒をヤメようと
がんばってくれて
ありがとう。
あなたの大切なヒトたちは
あなたが
頑張っている姿を見て、
とても
喜んでくれることでしょう。
ヒトを
喜ばせることが
できるヒトは
『素晴らしいひと』なのですよ。
気づいていなかったかも
しれないけれど、
あなたは
とても『素晴らしいひと』なのです。
それではまた!
まだまだ
暑い日が続きますが
美しく
おいしい『水』で
水分補給をマメにして、
からだをいたわって
過ごしてまいりましょうね