卒酒7日目 お酒に支配されない朝

朝、7時半に目が覚めた。

『自然と目が開く』この感覚。

おなかに、
ズゥ~んと、こない。

水、水、みず!って、
ならない。

どこも、
気持ち悪くない。

からだが軽い。

お酒に、支配されない生き方。

起きれなかった。
つらかった。
きもちわるかった。

どうして昨夜も飲んでしまったのだろうと、
いつも後悔していたあの日々、

一日の始まりを
いつもツライ状況で
迎える毎日だった。

それが、何年も何年も、
何年も
毎日続いた。

出口のないトンネルへ、
入りこんでしまったようだった。

誰にも言えなかった。
ダンナには、
もっと言えなかった。

だけど、今は、
こんなに自由な朝が迎えられる。
なんて幸せなことなんだろう。

酒さえ飲まなければ、
これからは、
一生、こんな朝が、
毎日続く。

夢のようだ。