『アルコールは最も有害な薬物』だ!
ということが
事実であるということを
今回はご紹介したいと思います。
2010年11月、
イギリス政府の、
『薬物に関する独立科学委員会(ISCD)』は、
イギリス医学専門誌
『ランセット(The Lancet)』へ、
社会的な影響も考慮すれば、
ヘロインや
クラック・コカインなどの
違法薬物よりも、
『アルコールは危険だ』
とする研究結果を発表しました。
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この発表によると、
人体への有害性は、
ヘロイン、
クラック・コカイン等が
最も高かったのですが、
医療制度や
刑務所制度に及ぼす影響などや、
広範な社会的影響を
考慮した場合、
『アルコールが最も危険』
という結果となったそうです。
100を最高とした危険度は、
アルコールが『72』で、
ヘロインが『55』
クラック・コカインが『54』とのことで、
ちなみに、
タバコは『26』で、
これも『有害』とされているそうです。
なお、
この研究結果により、現行の薬物分類制度は、
『実際の有害性』を
あまり正しく反映していないことが
明らかになった。
と結論づけているそうです。