朝、7時半に目が覚めた。
『自然と目が開く』この感覚。
おなかに、
ズゥ~んと、こない。
水、水、みず!って、
ならない。
どこも、
気持ち悪くない。
からだが軽い。
お酒に、支配されない生き方。
起きれなかった。
つらかった。
きもちわるかった。
どうして昨夜も飲んでしまったのだろうと、
いつも後悔していたあの日々、
一日の始まりを
いつもツライ状況で
迎える毎日だった。
それが、何年も何年も、
何年も
毎日続いた。
出口のないトンネルへ、
入りこんでしまったようだった。
誰にも言えなかった。
ダンナには、
もっと言えなかった。
だけど、今は、
こんなに自由な朝が迎えられる。
なんて幸せなことなんだろう。
酒さえ飲まなければ、
これからは、
一生、こんな朝が、
毎日続く。
夢のようだ。