卒酒977日目 アルコールは体に悪い④ アルコールが体におよぼす影響は女性と男性とで異なる

こんばんは。
今日で卒酒977日目です。

女性と男性とで、
『アルコールが体におよぼす影響』が
異なることをご存じですか?

わたしは
情けないことに、
卒酒を決意するまで
知りませんでした。

なので、
20代のころは、
『男性と対等に
お酒の飲める女性』はカッコイイなぁ。
大人の女だなぁと
単純に思っていたし、

『憧れのまなざし』で
見ていました。

いつかわたしも
あんなカッコイイ女性に
なれるかなーと。

でも今は、
あの時見た女性は、
今頃どうしているだろうか?
体を壊していないだろうかと、思います。

なぜなら、
女性は男性と比べて、
一般的に体重も少なくて、
肝臓などが小さいことから、
『アルコールの代謝が遅い』
ということが明らかになっているからです。

さらに、女性ホルモンには
アルコールの代謝を抑制する作用があるため、
男性に比べて短期間
そして少量のアルコールで、
『肝障害』や
『アルコール依存症』に
なりやすいと言われているのです。

また、
男性が3合以上のお酒を
15年間飲み続けると、
『アルコール性肝硬変』になると言われているのですが、
女性は『その半分の年数』で、
なってしまうそうです。

7年半ということですね。

10年間、
毎日飲んでいたわたしは、
『かなりマズイ状態』だったろうと
思っています。

そしてまた、
『慢性すい炎』でも、
女性は男性に比べて
『少量の飲酒』で『短期間に進行する』ことが
明らかにされており、

また近年増加している
『乳がん』についても、
『飲酒が確実な危険因子』と言われています。

『わたし、お酒、強いんですよ~』

これは
20代のころに
よく言っていた言葉であり、
よく聞いていた言葉なんですが、

『強い』とか
『強くない』とか、
そんな問題じゃないんだよと、
40歳を前にして思うのでした。

今思うと、
ホント、
とんでもない話なのです