『飲酒の害』に気づこう。アルコールによって『がん』は引き起こされる。

 

わたしの
『飲酒暗黒時代』のころの
話をしよう。

毎日酒を飲んでは、
『このままではいけない』
『やめなくちゃ』

そう思いながら
1日、1日。

だけど、
会社帰りのスーパーで
買い物かごを持ち、

なぜか、
踊る心。

いいや
いいや

今日は仕事
頑張ったんだから、

『ごほうび』

飲まなきゃ
やってらんないよねー

酒をやめるのは
『明日から』で
いいや。

そして
カゴへ
缶ビール
缶チューハイ。

度数が
低いものには
目もくれず、

5.5%のビール
だとか
7%、9%の缶チューハイ

を手に取っていく。

 

飲酒によるがん死者、2012年に36万人 国連機関調査

 

先日、
大手ニュースサイト
AFP通信が
『飲酒によるがん死者、2012年に36万人 国連機関調査』
と報道した。

飲酒によるがん死者、2012年に36万人 国連機関調査

 

これは
パリで開催されている
『世界がん会議』の中で、

2012年に『飲酒が原因』で発生した
新しいがん患者は『70万人以上』で、

さらに、
飲酒によるがん死者も
『36万6000人』にのぼる

ということが
調査によりわかった
というもの

そしてAFP通信は
『国連』の
『国際がん研究機関(IARC)』の研究者に取材しており、

そのコメントは、

『アルコールによって、
がんが引き起こされる恐れがあることに、
多くの人が気づいていない』

というものだった。

 

 

わたしは、
この記事を読んで、

うわぁ~

やっぱり
そうかー

そうだよなぁ

やっぱり
事実なんだよなぁと。

『酒をやめられない状態』に

ずーっと
おちいっていると、

『自分に不都合な情報やニュース』
というのと
真正面から向き合うのが

とても怖くなる。

だから、
『飲酒暗黒時代』のころのわたしは、

この手のニュースなどを
目にすると、
決まって、

『酒を飲まなくても、
がんになる人はなるよね』

だから、
酒を飲んでも
飲まなくても一緒じゃん
とか思っていた。

『大酒飲み』でも
長生きするひとって
いるよね。

だから
『酒を飲むとがんになる』って
決めつけるのはヘン

健康に気をつけてても
なる人はなるじゃん

酒もたばこも
しない人が
がんになることだって
あるじゃん

わたしはとにかく
あらゆる
ヘリクツをたれながら、

会社帰りに買った
缶ビールをシュボッと
言わせるのだった。

 

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『酒をやめた』今だから
ひじょーに
よくわかる。

だから結局
『あんた飲みたいダケでしょうが』と。

そうそう
そのとーり。

『飲酒暗黒時代』のころのわたしは

酒をやめることができなくて、
毎日、帰宅すると

どうしても
いつものように
飲んでしまう。

『飲みたい』
『飲みたい』となる。

この
『飲みたい』
『飲みたい』に
耐えることができず、

わたしは、
『飲まない1時間』
『飲まない1日』を始めることが

どうしても
できなかった。

それは
とても
ツラくて
『苦痛をともなう』ことだったから。

だからある時から、
わたしは

それが『できない自分』というのを
『ヘリクツ』で武装するようになった。

『飲んでもいい』理由を
探すようになった。

 

『飲んだら不健康になる』という
ニュースを見ては、

『飲んでないヒト』でも
不健康になるよ

と、
こう言った。

あー
はいはい

へりくつ
へりくつ

あんた
一生、
そうやってなさいな。

そうやって、
一生飲んでりゃいいんですよ。

不健康になるのは
あなた自身

がんリスクがあるのも
『飲み続ける』あなた自身。

周りの人が
がんになるワケではない。

周りの人は
あなたががんになって、
『大変な思い』をするだけ
なのですから。

周りの人、
『お世話をする家族』が
ひじょうに、
タイヘンですよね。

とても
ツライ思いを
させてしまいますよね。

わたしが
ヘリクツを
だらだらとこねて、

いつまでも
『飲みつづける自分』を
許し続けているかぎり。

 

そして
あるとき、
思ったのです。

『こんな自分』は
もうイヤだなぁと。

だって、
『へりくつ』をならべて
自分を
正当化し続けるヒトって、

はたから見ていて、
ほんと、

『あーあ』
って思いますもの。

それを、
今まさに
自分自身が
やっておるのです。

こと酒のことになると、
ムキになって
反論するワケです。

痛々しい。

ほーんと
痛々しかったのですよ
ワタクシメ。

もう
どんどん
性格が『ひねくれていく』のも
よくわかりました。

ホントに
暗黒時代のワタクシメは

ヒネクレて
ねじ曲がった
思考回路でありました。

 

酒を飲んだから
ヒネクレたのか、

もともと
性格が悪かったから、

酒を
やめられなくなったのか、

わたしの
いったいナニが
マズかったのか?

と、
そこのところは、
まだちょっと、
研究不足でありますが、

『飲酒暗黒時代』というのは

もうマジで
『ヘリクツ』と
『ひねくれた性格』
というのに、

『取りつかれて』
しまいますなぁと。

 

でもご安心ください。

耐えて、
『飲まない1時間』を過ごせたとき、

『飲まない1日』を
今日、
そして明日と
積み重ねていくと、

その年月の経過とともに、
まるで『解毒』されるがごとく、

『浄化』されていくのです。

 

だって、
『あの頃の自分』を

『飲まない頭』で
見つめなおすことが
できるようになるから。

うぎゃー
あの頃の自分は
ほんとうに
どうしようもなかったなぁ。

だからもう、
これからは
『そうじゃない自分』になるのだと。

すこーしづつ、
『いいほうへ』
『いいほうへ』

自分で自分を
導いていくことが
できるようになるのです。

 

うりゃー
今宵は金曜日の夜じゃ~

あったかい
『茶』を飲むぜ~!!

明日は、
土曜日の朝ですよー

2016年の
晩秋の一日を
お楽しみください。

今は
行楽の季節です。

酒を飲まないから、
いつでも車で
遠出ができます。

 

紅葉していく木々、
ほほに当たる
寒いほどの涼し気な風

おいしい果物。

あぶらの乗った、
魚も出てきますよ。

どこに行こうかなー

おうちで
何して過ごそうかなー

酒を飲まずに過ごす秋は
サイコーです。

それではまた!